ベトナム(ホーチミン)で「カフェオム」や「飯オム」という遊び場があると聞いたが、実際どのようなサービスなのか、本番ができるのか、料金はいくらなのか気になっている人も多いだろう。ネット上ではさまざまな情報が飛び交っているが、実際のところがよく分からず不安を感じているのではないだろうか。
本記事では、カフェオムと飯オムの具体的なサービス内容や遊び方、リアルな料金相場を徹底解説する。記事後半では注意点も掲載しているため、初めてベトナム(ホーチミン)の夜遊びに挑戦する読者は、ぜひ参考にしてほしい。
目次
ベトナム(ホーチミン)のカフェオム・飯オムとは?
ベトナム独特の大人の社交場として発展してきたカフェオムと飯オム。どちらも「オム(抱く)」という言葉が含まれているが、それぞれ異なる楽しみ方がある。多くの日本人が期待する「本番行為」については、基本的にNGだが、交渉次第で可能性が広がることもある。以下の表で、両者の特徴を比較してみよう。
| 項目 | カフェオム | 飯オム |
|---|---|---|
| 基本サービス | ドリンクを飲みながらお触り可能 | 女性による食事の介助とイチャイチャ |
| 追加サービス | 交渉次第で手や口でのサービスあり | 基本的に追加サービスなし |
| 本番の | ほぼ不可(店外デート交渉も困難) | 不可 |
| 雰囲気 | 薄暗く、プライベート感が強い | 明るめで、グループでも楽しめる |
| おすすめな人 | スキンシップや軽いサービスを求める人 | 甘やかされたい・世話を焼かれたい人 |
カフェオムは密着を楽しむ遊び場
カフェオムは、コーヒーを楽しみながら女性とのスキンシップが許される特殊なカフェである。重要なのは、ここが「本番ができる場所」ではないという点だ。基本サービスは、女性が膝の上に座ったり、隣に寄り添ったりしながら、胸やお尻へのタッチを許可する程度に留まる。
ただし、女性との相性や交渉次第では、追加チップで手を使ったサービス、さらに高額なチップで口でのサービスまで可能な場合もある。
Kenny
店外デートや本番行為については、ほぼ100%断られるため、過度な期待は禁物である。店内は薄暗く設計されており、アオザイを着た女性との密着感を楽しむ、まさに「大人のカフェ」といった雰囲気を味わえる。
飯オムは食事と密着を同時に楽しむ場
飯オムは、食事と女性によるお世話サービスを組み合わせた独特の飲食店である。ここで明確にしておきたいのは、飯オムは性的なサービスを一切提供しない点だ。セクシーなアオザイ姿の女性が箸で料理を口まで運んでくれる「あーん」サービスや、背後からのハグ、軽いボディタッチはあるものの、それ以上の行為は期待できない。
この店の真の魅力は、独特の甘やかしサービスにある。大人になってから他人に料理を食べさせてもらう機会はほとんどなく、この非日常的な体験に興奮や恥ずかしさを感じる客が多い。性欲を満たす場所というよりは、「優しくされたい」「世話を焼かれたい」という心理的な欲求を満たす空間として理解すべきである。
グループでの利用も可能で、友人との思い出作りや、他の風俗店に行く前の「前戯」として楽しむ使い方もある。
ベトナム(ホーチミン)のカフェオム・飯オムの遊び方
初めての利用でも失敗しないよう、実際の流れを詳しく解説する。どちらも独特のシステムがあり、事前に把握しておけば戸惑うことなくスムーズに楽しめる。言語の壁もあるため、基本的な流れとコツを押さえておくことが重要だ。特に交渉が必要な場面では、簡単なベトナム語やジェスチャーが役立つ。
カフェオムの場合
カフェオムでの遊び方は比較的シンプルだが、いくつかのポイントを押さえておくと満足度が格段に上がる。
基本的な流れは以下のとおり。
- 入店
- 着席
- ドリンクメニューから注文(ビールが人気)
- 女性が近づいてきて同席の許可を求める
- 好みなら「OK」、違えば「No」で交代を依頼
- イチャイチャタイム開始(30分~1時間程度)
- 追加サービスの交渉(必要に応じて)
- お会計して退店
店内は想像以上に暗い場合が多く、昼間でも夜のような雰囲気である。女性は積極的にボディタッチしてくるが、こちらからのタッチも基本的にOKだ。胸やお尻への接触も許可されることが多いが、強引な行為は避けるべきである。
追加サービスを希望する場合は、「マッサージ」のジェスチャーをしながら交渉するとスムーズだ。ただし、女性の気分や店の方針により断られることも多いため、基本サービスの範囲内で楽しむ心構えが大切である。
Kenny
飯オムの場合
飯オムは予約なしでも入店可能だが、個室確保や良いサービスを受けるためには事前予約が強く推奨される。観光客には見つけにくい立地にあることが多く、現地ガイドや知人の協力があると確実だ。
利用の手順は以下のとおり。
- 事前に電話またはメッセージで予約(現地人経由が確実)
- 指定時刻に来店
- 個室または半個室に案内される
- メニューから料理とドリンクを注文
- 料理と同時に担当の女性が登場
- 女性による食事介助サービス開始
- 1~2時間程度の接待を楽しむ
- 女性へのチップを渡す(200,000ドン=約1,000円程度)
- お会計して退店
女性は料理の取り分けから始まり、箸で直接口に運ぶ「あーん」サービスを提供する。恥ずかしさを感じる人も多いが、これこそが飯オムの醍醐味である。バックハグで胸を押し付けてきたり、耳元で囁いたりといった軽いスキンシップもあるが、あくまでも食事がメインだ。
面白いのは、こちらから女性の口に料理を運ぶ「逆あーん」も可能な点だ。お互いに食べさせ合うことで、より親密な雰囲気を楽しめる。グループで利用する場合は、それぞれに女性が付くため、友人同士で体験を共有しながら楽しむこともできる。
ベトナム(ホーチミン)のカフェオム・飯オムの料金相場
ベトナムの物価を考えると驚くほどリーズナブルな料金設定となっている。日本の風俗店と比較すると、10分の1以下の価格で楽しめるのが最大の魅力だ。ただし、追加サービスやチップによって総額が変動するため、予算管理は重要である。以下、それぞれの料金体系を詳しく見ていこう。
カフェオムの相場は100,000〜200,000ドン(約600〜1,200円)
カフェオムは東南アジアの風俗サービスの中でも特に安価な部類に入る。基本料金だけなら1,000円程度で楽しめるため、観光客の財布にもやさしい。
基本料金の内訳は以下のとおり。
- ドリンク代+店へのチップ:100,000ドン(約600円)
- ビール代(オプション):80,000ドン(約480円)
追加サービスを希望する場合は、内容に応じてチップのような形で料金を上乗せするのが一般的だ。ハンドサービスはおおよそ200,000ドン(約1,200円)ほどが目安で、口でのサービスになるとそれ以上を求められる場合が多く、交渉次第で金額が変動する。
ただし、追加サービスは女性の気分や店の方針により必ずしも受けられるわけではない。基本的には「ヌいてもらえない」という前提で利用すべきである。
飯オムの相場は500,000ドン〜(約3,000円〜)
飯オムはカフェオムよりも高額だが、食事代込みと考えれば妥当な価格設定である。グループで利用すれば一人当たりの負担も軽減できる。
総額500,000ドンで抑える場合の内訳は以下のとおり。
- 料理代300,000ドン(約1,800円)
- 女性へのチップ200,000ドン(約1,200円)
料理の内容や注文する酒類によって総額は変動し、高級な料理や多くの酒を注文すれば、それだけ金額も上がる。
また、料金を抑えたいなら下記のポイントも押さえておこう。
- 料理を300,000ドン(約1,800円)以内に収める
- アルコールは最小限にする
- 3〜4人のグループで利用してシェアする
予約をして訪れた場合、サービスの質が向上することが多く、個室が確保されたり、女性の対応が良くなったりする傾向がある。ただし、予約なしでも利用は可能だが、良い席や個室が埋まっている可能性が高い。コストパフォーマンスを重視するなら、事前に現地の知人を通じて予約し、料理の内容も相談しておくとよい。
ベトナム(ホーチミン)のカフェオム・飯オムが盛んなエリア
ホーチミン市内には、カフェオム・飯オムが盛んなエリアがそれぞれ存在する。カフェオムの聖地は8区にある「Pham The Hien(ファムターヒエン)通り」、飯オムの聖地は、「De Tham(デタム)通り」だ。観光地からは少し離れた場所にあることが多く、タクシーやGrabを使ってアクセスするのが一般的である。エリアによって店の特徴や客層も異なるため、目的に応じて選ぶことが重要だ。
タンソンニャット国際空港から市内中心部までのアクセスは、配車アプリ「Grab」を利用するのが最も便利である。バイクタクシーなら渋滞を回避しやすく、料金も手頃。アプリ上で金額が確定するため、ぼったくりの心配もほとんどない。
Kenny
以下、それぞれの代表的なエリアを詳しく紹介する。
カフェオムの聖地は8区のPham The Hien(ファムターヒエン)通り
ホーチミン8区は「カフェオムのメッカ」として現地人の間でも有名なエリアである。特に「Pham The Hien通り(ファムターヒエン通り)」には、わずか数百メートルの範囲に7軒以上のカフェオムが密集している。
コロナ禍で閉店していた時期もあったが、再び営業を始めた店も見られる。客層は観光客よりもローカル客が中心で、英語はほぼ通じないため、簡単なベトナム語やジェスチャーでのコミュニケーションが必要となる。
このエリアの最大の魅力は、はしご酒ならぬ「はしごカフェオム」が可能な点だ。気に入らなければすぐに別の店に移動でき、それぞれの店で異なる雰囲気や女性のタイプを楽しめる。ただし、普通のカフェも混在しているため、見分け方を知っておく必要がある。店頭に若い女性が座っている、入口付近に椅子が並んでいる、昼間でも薄暗い店内が見える、といった特徴があればカフェオムの可能性が高い。

※タンソンニャット国際空港からホーチミン市内ファムターヒエン通りまでの経路。
タンソンニャット国際空港からファムターヒエン通りまでは約13kmの距離。バイクタクシーなら40〜50分程度でアクセスできる。料金は150,000〜250,000ドン(約900円〜1,500円)が目安だ。
飯オムの聖地は1区のDe Tham(デタム)通り
ホーチミン1区の「De Tham通り(デタム通り)」は、バックパッカー街としても知られるエリアだが、実は飯オムの店が点在する隠れたスポットでもある。
このエリアの飯オム店は外観からの判別が困難で、普通のレストランに偽装していることがほとんどだ。初心者が自力で探すのは極めて困難で、現地在住の知人やガイドの協力が不可欠となっている。
現地の知人がいない場合は、ホテルのコンシェルジュや現地ツアーガイドに相談してみる方法もあるが、観光客向けの高額な店を紹介される可能性もあるため、料金は事前に確認しておくべきである。

※タンソンニャット国際空港からホーチミン市内デタム通りまでの経路。
タンソンニャット国際空港からデタム通りまでは約10kmの距離。ファムターヒエン通りまでと同様、バイクタクシーなら40〜50分程度でアクセスできる。料金は150,000〜250,000ドン(約900円〜1,500円)が目安だ。
ベトナム(ホーチミン)のカフェオム・飯オムの注意点
楽しい体験の裏には、観光客が陥りやすい落とし穴も存在する。特に言語の壁や文化の違いから生じるトラブルは少なくない。事前にリスクを把握し、対策を講じることで、安全かつ満足度の高い体験が可能となる。以下、特に注意すべき2つのポイントについて詳しく解説する。
営業状況リスク
ベトナム(ホーチミン)のカフェオムや飯オムは、営業状況が非常に不安定である。昨日まで営業していた店が突然閉店したり、長期休業に入ったりすることは珍しくない。
この不安定さの背景には、当局の取り締まり強化による一時閉店やコロナ禍の影響による経営悪化がある。オーナー変更による業態転換や季節的な臨時休業も頻繁に発生する。特に問題なのは、Googleマップなどのオンライン情報の信頼性の低さだ。
Kenny
リスクを回避するためには、現地のSNSグループで最新情報を確認したり、タクシードライバーに営業状況を尋ねたりするのも有効だ。
現地人の案内が必須
特に飯オムに関しては、現地人の案内なしでの利用はほぼ不可能と考えておくべきである。また、カフェオムも含め、言語と文化の壁は想像以上に高い。
店の場所が分かりにくいことが最大の難関で、看板がなかったり普通のレストランに偽装していたりするため、初心者には判別が困難だ。
現地案内人を探す方法として、ホテルのコンシェルジュに相談する方法があるが、手数料が高額になる場合もある。現地の日本人コミュニティで紹介を受けたり、SNSの現地在住者グループで依頼したりする方法が確実だ。女性の質やサービス内容も紹介者の有無で差が出る傾向にあり、信頼できる現地人パートナーを見つけることが満足度の高い体験への第一歩となる。ただし、紹介料としてチップが必要な場合もある。
ベトナム(ホーチミン)のカフェオム・飯オムでコスパ良く遊ぼう
ベトナム(ホーチミン)のカフェオムと飯オムは、日本では体験できない独特な大人の社交場である。カフェオムでは日本の風俗店の10分の1以下という破格の料金で、アオザイ美女とのスキンシップが楽しめ、飯オムでは食事をしながら密着サービスを体験できる。
どちらも本番行為は期待できないが、その分リーズナブルに楽しめるのが最大の魅力だ。ファムターヒエン通りやデタム通りなど、それぞれ聖地と呼ばれるエリアがあり、現地人ガイドの協力があればより充実した体験が可能となる。営業状況の不安定さや言語の壁といった注意点はあるものの、過度な期待を持たずに臨めば、コストパフォーマンス抜群のベトナムならではの夜遊びを満喫できるだろう。

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